認知症ではない!?軽度認知障害(MCI)とは?症状や診断・予防対策について

軽度認知障害(MCI)とは、認知症になる前の段階の状態のことをいいます。
つまり、はっきりと認知症であるという診断はできないけれども、軽度の物忘れなどがあって、将来認知症になる可能性が高い状態ということです。
このことから認知症の予備軍といわれています。

軽度認知障害の症状・定義とは?

①家族が記憶障害(物忘れ)に気づいていたり、自分でも自覚している
②認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち一つ以上の障害が認められる
③日常生活に大きな支障がない
この3つの状態を全て満たしている場合、軽度認知障害とみなされます。

 

具体的な症状の例として次のようなものがあげられます。
・身近な人の名前やよく知っているはずの物の名前が出てこなくなる
・会話の中で「あれ」や「それ」と言うことが増えてくる
・同じ話を何度もする
・予定していたことを忘れる
・何かをし忘れることが増える(火を止める、水を止める、電気を消すなど)
・使い慣れたものでも、どこにしまったのか(置いたのか)わからなくなる(鍵の置き忘れなど)
・やる気ががなくなり、無関心になる
・身なりを気にしなくなる
・つい最近のことが思い出せなくなる

MCIスクリーニング検査

最近では血液検査により、軽度認知障害になりやすいかどうかを調べることができるようになりました。
7ccの採血により、2~3週間で結果がわかるとのことです。

軽度認知障害なのでは?と気になる方は検査をしてみられてもいいと思いますが、
ただ、現在検査を実施している医療機関は限られているので、こちらのサイト⇒検査法を開発した会社の公式サイトからお近くの医療機関を探してください。

認知症の予防対策とは?

軽度認知障害の方は、アルツハイマー型認知症になりやすいといわれています。
約半数の方が5年以内に認知症になるという研究結果も報告されています。

しかし、軽度認知障害(MCI)は早期に発見し、対策を行うことで症状の改善が見られたり、認知症の発症を遅らせることができる場合もあります。

以前は認知症は進行型の病気でそれを改善することはできないとされていました。
確かに認知症が発症すると、それを止めることはできないのですが、軽度認知症の場合は、認知機能の維持や改善ができる場合があることが報告されています。

ですので、早期発見が非常に大切であるといわれています。

また現在は予防の研究が多数行われており、様々な分野で認知機能の改善が報告されています。
※研究結果には個人差があり、全ての方に効果があるというわけではありません。

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認知症の原因については、まだはっきりと明らかにはなっていませんが、原因の一つに生活習慣が関係しているといわれています。

認知症の発症・進行に関係している危険因子

生活習慣病(高血圧・糖尿病・肥満・動脈硬化など)
喫煙
過度な飲酒
老化
遺伝子
ストレス
落ち込みやすい性格

認知症の予防となる行為

バランスの良い食事
質のよい睡眠
有酸素運動
趣味や娯楽
ストレスの解消
気の合う仲間との交流
脳トレ
サプリメント
アロマ

などなど、心と体にいいことを行うことが効果的とされています。
ポイントは楽しんで行うということです。



  
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