【認知症ケア】寄り添う介護とはどのような介護?

寄り添うって具体的に何をすればいい?

よく介護の現場では「本人に寄り添ったケア・気持ちに寄り添ったケアをしましょう」と言われます。
「寄り添うケア」というのは、具体的には何をすればいいのでしょうか?

寄り添うことの意味

「寄り添う」ということは、まずは相手の気持ちを理解していることが前提となります。

今誰かにそばにいてほしいとか、今一人でいたいとか、その時々で気持ちは変わりますし、性格によっても望むことは人それぞれ違います。
望んでいることや求めていることを言葉で伝えられる人はいいのですが、うまく言葉で伝えられない方には、介護者の方で気持ちを察する必要があります。

その方の性格や思い癖などを知った上で、こういう場合はこうした方がいいかな、と察していきます。

 

逆を言えば、相手のことを知らなかったり、相手の気持ちを考える想像力がなければ、気持ちに寄り添ったケアをすることは難しくなります。

相手が望む距離感で、相手が求めている時だけそばにいる。

して欲しいと望んでいることだけする。

痒いところに手が届くじゃないですけど、相手がこうしてほしいな~と思っていることに対して自分が的確に動くということだと思います。

どうすれば望んでいることがわかるのか?

相手が何を望んでいるのかというのは、相手のことをよく知らないとわからないですよね?
だから、相手がどんな人なのか、何を望んでいるのかがなんとなくでも見えてくるまで、そばにいさせてもらいます。

相手のことを知るためにすることとは?

第一段階として、相手に興味をもつ

一緒に過ごしていても、相手に興味がなれければ、相手の言葉や行動がまったく情報として入ってきません。
何も気がつかないまま、何も知らないまま過ごしてしまうことになります。

そして、第二段階として、相手に興味を持った上で一緒に過ごす時間をもつ
一緒の空間にいて、相手のことをよく観る。

相手がどんな距離感でいることが心地いいと感じているのかは、まずは近寄ってみないとわかりません。
遠くから見ていてもわからないので、まずは自分から歩み寄り、お近づきになります。

具体的には、

・お話をする
・一緒にお茶を飲んだりお菓子を食べたりする
・一緒にお出かけ(買い物・お散歩・ドライブなど)をする
・一緒に家事をする

とにかく一緒に過ごす時間を増やすということです。
その中で、やることは2人で相談して決めればいいですし、何もしたくなかったら何もしないでいい。ただそばにいればいい。

特にお話をすることができない人には、「隣に座っている」ただこれだけでもいいです。

隣に座って、目が合えば微笑み、同じ空間・雰囲気・時の流れを共有します。

ただそばにいること、それだけで安心してもらえる存在になれます。

そうやって時間を共有していると、相手のちょっとした表情の変化にも気づくことができるようになり、会話ができなくても、なんとなく相手の感情がわかるようになります。
思考レベルでの考えまではわからずとも、安心している・嬉しい・不安・恐怖などの感情はわかるようになってきます。

一緒に過ごす時間は、特別な時間になります。

二人だけの特別な時間です。
特に個別に外出などをすると、一気に距離感が縮まります。
何か秘密を共有しているかのような、結束力が生まれます。

頻繁にそういった時間がもてなくても、少しの時間でも繰り返し行うことで、信頼関係や絆は深まっていきます。

 

寄り添う介護というのは、相手の気持ちを理解しようと努力し、相手が望むことに対して応えていくいうことなのではないかと思ってます。

認知症の人の世界に寄り添うと認知症が悪化する!?

2017年10月28日



  
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