アマゾンのCMをご存知でしょうか?
ユーチューブの動画(https://youtu.be/Y2b9U6qu5SU)が健在ならば、ぜひそちらを見ていただきたいところなのですが、動画を見られない方のために要約してお伝えしますね。
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母親からおばあちゃんの家へ寄って欲しいとメールが届き、バイクで向かうことに・・・
おばあちゃんが家の外で出迎えてくれたが、なんだか足元がおぼつかない様子。家の中に入ると、ある写真を発見する。
若かりし頃のおばあちゃんとおじいちゃん。
おばあちゃんの姿を見つめ、何かを注文する。
翌日、おばあちゃんの元に孫からのプレゼントが・・・
二人はバイクに乗り、菜の花畑を快走。
頭には孫からのプレゼントのヘルメット。思い出の星マーク。
思い出の菜の花畑・・・。思い出の背中・・・。
おばあちゃんの、なんともいえない幸せそうな顔
上記のアマゾンのCMはおばあさんと孫のエピソードですが、介護の仕事をしていると、この孫のような存在になることができます。
介護士はもちろん家族ではありませんし、家族の代わりにもなれないかもしれません。
でも一人の友人になることはできます。
ご利用者は時に仕事として介護をしている者を、孫のように可愛がってくださったり、子供のように心配してくださったり、恋人のような微笑みを見せてくださいます。
仕事という枠を超えて「一人の友人」「仲のいいご近所さん」「身内のように親しい存在」という関係性になることができます。
おじいちゃん、おばあちゃんの夢を一緒に叶えることができます。
介護の仕事で一番楽しく、そして感慨深いのは、人との出会いだと感じます。
人生を認め合ったり、お互いの存在を必要とし合ったり・・・介護をする側・される側という関係ではなく、お互いに心が通い合う存在。そういう関係性でお付き合いできること、人生に触れらることが介護の仕事の醍醐味なのではないかなと思います。