【介護への転職】民間の職業紹介とハローワークとどちらを利用した方がいい?

転職をするとき、みなさんはどのような方法で次の就職先を探しますか?

社会保険や年金などを途切れさせないために、在職中から転職の活動を行う方
一旦勤めていた職場を退職し、時間をかけてゆっくり探す方
いろんな方がいらっしゃるかと思います。

民間の職業紹介とハローワークとどちらを利用した方がいいのか?

就職先を探す場合に、どのような方法で探すとよいのでしょうか?

在職中に次の就職先を探す場合は、民間の職業紹介会社を使うことをおすすめします。
時間がない中で一人で就職活動をするのはとても大変ですよね。
そんなときに自分の代わりに、希望に合った就職先を見つけてくれるのが民間の職業紹介会社です。

民間の職業紹介は費用が無料なのにも関わらず、コーディネーターが希望にあった職場を見つけてくれて、施設見学や面接の日程調整、同行や勤務条件の交渉まで行ってくれるなど、何かと手厚くサポートをしてくれます。
コーディネーターと密に話をすることが、逆に手間だという方もいらっしゃるかもしれませんが、代わりに就職を希望している事業所との日程調整や交渉など、間に入っていろんなやりとりをしてくれるのでメリットも大きいです。

民間の職業紹介のサポートについてはこちらの記事をご参考ください。

介護転職支援サービスを利用するメリットとデメリット

2017年10月12日

 

すでに退職してしまった方は、民間の職業紹介よりもハローワークを利用したほうがいい場合があります。
すでに退職した方は、所轄のハローワークへ行って説明を受けているかもしれませんが、再就職手当というものがあります。

仕事を退職しハローワークへ必要書類を提出すると、雇用保険(失業手当)の受給資格が決定します。
受給資格が決定してから所定の期間に再就職すると、雇用保険(失業手当)として支給されるはずだった手当の70%が支給されるというものです。

これが再就職手当

ただし、その所定の期間に就職をする場合、ハローワークで紹介された事業所でなければ再就職手当の支給対象とはなりません。

だからこの期間内に就職して、再就職手当をもらおうと思ったら、ハローワークを介して就職しなければいけないということなんですね。

所定の期間を過ぎれば、ハローワーク問わず、民間の職業紹介でも求人雑誌や折り込み広告でも、早期に就職した場合、支給残日数に応じて再就職手当が支給されますが、支給残日数が少ないほど支給される割合が減ってきます。

支給残日数にも限度があるので、早期に就職することがポイントです。

ざっくり説明したので、詳しく知りたい方はお住いの地域の所轄のハローワークへお問い合わせくださいね。

介護事業所の求人募集の裏側

介護事業所としては、民間の職業紹介会社を使うとお金がかかります。
なので職員に欠員が出た場合、まず初めに連絡するのは無料で求人募集ができるハローワークです。
ハローワークで求人を出していても応募者が来なかった場合は、民間の職業紹介を利用する。
こういう流れで民間の職業紹介会社を使う事業所も少なくありません。

お金がかかることが理由で民間の職業紹介を利用していない事業所も多いんです。
だから民間の職業紹介は会社によって取り扱っている求人の案件数にばらつきがあるというのが現状です。

最新の求人情報が知りたい場合は、ハローワークを利用した方が情報が多いということもあります。
特に地方では、介護事業所の数自体が少なかったり、民間の職業紹介を利用するというシステムがまだ浸透していないため、求人情報が集まるのはハローワークが一番多いのではないでしょうか。

ただ、民間の職業紹介が盛んに行われている首都圏や人口の多い都市でも、侮れないのは非公開求人というものです。
職業紹介会社によっては独自の人脈で非公開案件などをもっている会社も多々あります。
非公開案件というのは、文字通り公開していない案件で、インターネットなどで不特定多数の方が見られないようになっています。

人材紹介を行ってもらう事業所もなるべくいい人材がほしいので、情報を公開して不特定多数の人に求人募集をするよりも、水面下で介護のエージェントを利用して、いい人材を見つけたいと考えているんですね。

いい人材を見つけたい介護事業所といい職場で働きたい求職者をマッチングさせるのがエージェント(介護転職サービス)の役割です。

介護エージェントを使う事業所は優良事業所!?

先ほどお話した民間の職業紹介を使うとお金がかかるという話。
お金をかけてでも職員の補充をしてくれる事業所っていい事業所だと思いませんか?

中には、欠員があっても無料のハローワークの登録のみで応募者を待つ事業所もあります。
新しい職員が来るまでの間、在職の職員は人数が足りない中でとても大変な思いをして働いています。

職員に欠員が出た場合、すぐに補充の対応をしてくれる事業所はいい事業所だといえます。
正規職員がくるまで、派遣会社を使うという対応をしている事業所も、現場の職員のことを考えてくれている事業所です。

まとめ

民間の職業紹介とハローワークとどちらを使った方がいいか??
お住まいの地域によっても答えは変わってくるとは思いますが、民間の職業紹介が盛んに行われている地域の方であれば、在職中に次の職場を探す場合は民間の職業紹介会社を使い、再就職手当てをもらいたいとお考えの場合はハローワークを使うのがいいのではないでしょうか?



  
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