【高齢者の便秘解消】下剤を使わない排泄ケア

高齢者になると便秘になりやすいと言われています。

便秘になる原因の一つは加齢に伴う筋力の低下で、腸の運動が弱くなることにあります。
また、もう一つの原因は生活習慣の中にあります。
・若いころに比べてご飯を食べる量が減ったり、水分を摂る量が減る
・歯や歯茎の病気によって、よく噛まずに飲み込む。繊維質のない柔らかいものに食事が偏ってしまう
・一人でトイレに行けなくなったことで、便意のタイミングを逃す
・寝たきりや運動不足
・薬の副作用     などなど

便秘になると、おなかがはって食欲がなくなったり、ひどい人では吐き気がしたり、実際に吐いてしまう人もいます。
そして精神的にイライラしたり、認知症の人であれば混乱を引き起こし、日常的な生活動作にも影響が出ることもあります。

体調を整えれば認知症は改善する!?

2017.12.13
ただ、便秘といっても個人差があり、毎日排便がある人もいれば、3日に一回出るのが普通という人もいます。
何がその人にとっての普通なのかを知ったうえで、ケアをしていく必要がありますね!

 

便秘になると高齢者の多くは病院から下剤を処方されます。
下剤を服用することも悪くはないですが、長く飲み続けていると腸が刺激に慣れてしまい、効かなくなってしまいます。
また、下剤の量が合わないと下痢になってしまったりして、おなかの痛みを感じたり、トイレに間に合わなくて失敗してしまったりして苦痛を感じます。

なるべく下剤に頼らずに、自然に排便ができるといいですよね。

便秘になる原因を考えてみると、生活習慣を見直していくことで便秘が解消できます。

排便のリズムを作る

朝は決まった時間に起きる。

起きたら水を一杯飲む。冷たい水が苦手な方は、常温でも白湯でもOKです。

朝ごはんを食べる。朝ごはんを食べることで腸が動いて刺激されます。

そして、朝ごはんのあとにトイレに座ってみる。無理にいきむ必要はないですが、少し長めに座ってみましょう。

これを毎日繰り返します。
朝起きる時間やごはんを食べる時間がバラバラだと体が覚えにくく習慣が作りにくいので、毎日同じような生活のリズムを作っていくことがポイントです。

生活のリズムを作ることで、毎日同じ時間に目が覚めたり、同じ時間におなかがすいたり、同じ時間に排便があるようになります。

便秘解消に効果的なとっておきの食べ物

便秘には食事や水分摂取、運動が効果的ですが、体の不自由な方にとって運動をすることはなかなか難しいことでもありますよね。
食べ物のなかにも便秘によいものはたくさんありますが、今回はその中でも便秘解消に効く食べ物を一つだけご紹介いたします。

便秘解消に効果的な食べ物で一番のおすすめは
寒天ゼリーです!

もともとは液体の水分が飲めない方へのケアとして、ジュースを寒天でゆるく固めて食べていただいていたのですが、この寒天ゼリーを食べていただいてからお通じがとても良くなったことから、他の便秘がちな方々にも食べていただいたところ、ほとんどの方の便秘が解消したということがありました。

市販の寒天ゼリーでもいいのかもしれませんが、簡単に作れるので、作り方をご紹介いたします。

<材料>
粉寒天
飲み物(お茶でもジュースでもよい)

<作り方>
飲み物150ccに対し、粉寒天0.7gぐらいを鍋に入れてかき混ぜながら沸騰させる。
沸騰して寒天が溶けたら耐熱容器に入れて、粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。

スーパーでも売っている粉寒天

↑には、1gの計量スプーンがついていて、パッケージの裏には飲み物150ccに対してスプーン一杯(1g)と説明があります。
でも寒天を1g入れると、かなり弾力のある硬さになってしまう(包丁で角切りにできるくらい)ので、ぷるんとしたゼリー状にするためには、スプーン一杯よりも少し少なめに(0.7gぐらい?)入れるのがポイントです。

作りたい量に合わせて飲み物や寒天を倍にして作ってみてください。
作り方もとても簡単なので、お手軽にできます。
ジュースや牛乳、コーヒー、ほうじ茶など、お好きな飲み物で作ってみてくださいね。

 

寒天は食べ過ぎには注意のようです。
食べ過ぎると逆に便秘がちになってしまったという方もいらっしゃるようなので、食べ過ぎには気を付けてください。

150cc(寒天1g弱)くらいから始めて、様子を見ながら1日2回(朝・夕)に増やしていくなどするといいと思います。

 



  
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