寝ている高齢者を起こさずに体温測定ができる体温計

体調不良で休んでいるのにも関わらず、体温を測らなければならない場合がありますよね。
体熱感があれば、クーリングもしなければなりませんし、高熱が長く続くようであれば解熱剤を服用するなどの対応をしなければなりません。
実際熱が何度あるのか、測らざるを得ない状況があると思います。

でもその時に、相手の体に触れて起こしてしまうのでは・・・と気兼ねしてしまうことってありませんか?
トイレにでも起きてくれれば水分補給などもできますし、その時に検温もできるのですが、ぐっすり休まれていると熱を測ることを躊躇してしまいます。

そこで今回は、体に直接触れなくても体温を測ることができる体温計をご紹介いたします。

体に触れなくても体温測定ができる体温計とは?

体に直接触れなくても体温が測れてしまう優れモノ

 

その名は、パピッとサーモ

 

体に触れなくても体温が測れるなんてどういうこと!?と思いますよね。

どんな仕組みになっているのかというと、体内の温度を赤外線で計測するというもの。
体の表面温度ではなく、体内の温度が測れるんです。

使い方は、額に体温計を近づけるだけ。
しかもわずか1秒で測れてしまいます。

体内の温度が測定できる!?

額にかざして温度を計測した場合、額の表面温度が表示されるのではなくて、舌下で測定したのと同等の温度が表示されます。

ただこれ、ちょっと困ったこともあるんです。

製造販売を行っているカスタムの製品詳細には以下のような注意点が記載されていました。

※体深部の温度により近い舌下温度を表示します。脇の下で測る体温計よりも高く測定される傾向がありますので、予め本器で測定した平常時の体温を知ったうえで、検温してください。
出典:未来を見つめる環境調和型メーカー CUSTOM

脇の下で測る体温よりも、少し高めに出てしまうということ。

このことを知らずに測って、いつもよりも高めに計測されると、状況によっては「え!?微熱がある!」と勘違いしてしまう場合もあるということですね。

また、このようにも書かれていました。

ご使用になられる方の平熱を把握しておきましょう。

本器を正しくお使いいただくためには常日頃、体調の良い時に本器を用いて検温を行い、本器にて検温した場合の平熱を知っておくことや、脇下で測定を行う体温計でも検温を行い、本器との温度差を知っておくことが大切です。また、時間帯毎(起床時、お昼、夕方、就寝前等)に体温を測定し、1日の体温の変化を知っておくことも有効です。
出典:NURSE ANGIE サポートページ

体温は体の中心部にいけば行くほど高く安定します。

だから体深部の温度を測れるこの体温計は、脇の下で測るタイプのものよりも少し高く出てしまうということです。

元気なときにも何度か測ってみて、このタイプの体温計で測る普段の平熱はどれくらいかを知っておく必要があります。

高齢者の体温測定

高齢者って夜寝るときに脇をぎゅっとしめて、体を丸めるようにして休まれる方も多いですよね?

そんな状態で脇の下に体温計をはさんだとしても、熱がこもってしまって高く出ることが多いです。

それこそ、体温の誤差がものすごく出てしまいます。

だから測定するときには脇を少しあけて風通しをよくしたり、汗を拭いたりしてから体温を測るのですが、脇の下にこもった熱が逃げるのにも時間がかかりますし、寝ている方を起こしてしまうことにもなりかねません。

そんなときに、おでこにピッと当てるだけで体温が測れる道具があるというのはとても便利ですね。

熱を測られる人にとっても、測る人にとってもストレスが少ないと思います。

 

さらに進化した投射型非接触式体温計

プロジェクションでおでこに体温が表示されるタイプの体温計もあります!

文字がおでこに映し出されるなんて、近未来的ですよね。
夜の検温に最適です。

また進化したのはそれだけではありません。

購入した方の口コミを見てみると、こちらのタイプの体温計は脇の下で測る体温との温度差はあまりないとの意見が多かったのです。

それはなぜかというと、上記でご紹介した型番NRI-01は舌下温度を表示するのに対して、こちらのタイプは直腸・舌下・わきの下の温度を換算して総合的な体温を表示するからなんですね。

おでこにただ当てるだけで体のいろんなところの温度を感知して、さらに総合的な体温に換算してくれるなんて、すごい機能ですね。



  
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