ケアプランを立てるのが苦手な人に捧ぐ【楽しいケアプランの立て方】

介護をする上で重要なケアプラン。

介護が必要な人をチームで支えるためには、その人がどのような想いをもっていて、それを実現するためにはどのような支援が必要なのかを共有しておくことはとても大切です。

でもケアプランを立てることに苦手意識を持っている方は多いように感じます。
特に入居施設であれば、居室担当の介護士さんが主になってケアプランを立てることも多いと思いますので、ケアプランに対して苦手意識を持っている方のお役に立てるような記事を、今日から何回かに分けて書いていきたいと思います。

ケアプランを立てるのは難しい!?

ケアプランを立てるとなると、急に難しく考える人もいるのですが『人生の計画を立てる』ということは、実は私たちは日頃からやっていることなんです。

例えば高校受験の場合、〇〇高校に合格する!という目標を立てたとしたら、そこから逆算して、何月までにはこれくらいの実力をつけようとか、風邪を引かないように体調を整えようとか、そのためには何をする必要があるのかなどを考えていたと思います。

何か目標を立てて実行するということは、実は無意識の内にでも子供の頃から日常的にやっていたことなんですね。

プランを立てるときには、先を見通して目標を立て、その目標を実現させるためには何をする必要があるのか、そして今日、今、どのような行動をすればいいのかということを明確にします。

介護者も楽しめるようなケアプランとは?

ケアプランを日本語に直すと、介護サービス計画になります。
介護サービス計画というと、どのような介護をするのかを考えがちで、目先のこと(介護)にばかり目がいってしまいます。
この人には口腔ケアが必要とか、食事介助が必要とか・・・

でも本当に大切なのは、生活・人生の目標だと思うのです。

何のために健康でいるのか?
その人のどのような想いを実現させるのか?
それら想いの実現の第一歩が日々の介護の内容に反映されていきます。

この人にはどんな介護が必要か?という介護ありきで生活を考えるのではなく、実現させたい生活・人生が先にあって、その中でどんな支援(介護)をする必要があるのかを考えます。

例えば、部屋で寝て過ごすことが多く、どんどん体力が衰えていってしまうという人がいたとします。
生活にメリハリがもてるようにという(介護者の考えた)目的のために、起きてリビングで過ごしてもらう時間を増やそう!という計画よりも、何月何日にご家族と(介護者付き添いで)お芝居を見に行くという予定(ご本人の希望に沿った目標)を立てて、そのために外出する体力や座ってお芝居を見る体力をつけることを目的に、起きて過ごす時間を増やして基礎体力をつけていこう!という方が、ご本人にとっても、一緒に外出する介護職員にとっても楽しみになりますし、やる気も出てきます。
外出するための準備として、日々の過ごし方や生活のしかたが変わってきます。

楽しみは食欲をもたらしたり、身なりをきれいにしようという気持ちをもたらしたり、元気をもたらします。
元気のなかった方が、何かのきっかけでお元気になられることはたびたびあります。

生きる意欲につながり、生活にハリも出てきます。
介護者目線で介護の部分だけに注目してプランを立て、日々の介護を行っていると、ご本人にとっては、楽しみもないし一体何のために生きているのか・・・となってしまうことも少なくありません。

ご本人の気持ちをよく聞き、それをプランに活かしていくことが大切です。
介護サービス計画(ケアプラン)よりも人生計画(ライフプラン)の方がご本人も支援者も楽しいプランになるのではないかなと思います。

 

次回から、アセスメント(情報収集+課題分析)の方法や実際のケアプランの立て方についてい具体的にお話していきたいと思います。

【認知症介護】アセスメント(情報収集+課題分析)の仕方

2018.01.31



  
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