【施設ケアプラン】アセスメントの課題分析の方法は?

ケアプランを作成するときに、必ず行わなければならないのがアセスメントという作業です。
アセスメントは情報収集と訳されがちですが、実は情報収集だけでは不十分で、情報収集をした後に課題分析を行わなければなりません。
情報収集+課題分析、この2つを合わせてアセスメントです。

情報収集に関しては、こちらの記事をお読みください。

【認知症介護ケアプラン】話ができない人のアセスメントはどうやる?

2018.02.01

【施設ケアプラン】アセスメント(情報収集)で失敗しやすい例

2018.02.04

今回は、課題分析の方法についてお話したいと思います。

『課題を分析する』とは?

課題分析とは、集めた情報をもとに今の生活の中で課題となっていることを見つける作業です。

本人の希望はなにか? ←これは情報収集です。
今現在それ(本人の希望)が実現できていない理由は何か?どうすれば実現できるのか? ←これが課題の分析です。

生活の中で、命に係わるような危険性やまた今後その可能性はないか? ←これは情報収集。
何が原因でそれが起きているのか?それを続けると、今後どのような危険性が生じるのか? ←これが課題分析。

集めた情報をもとに、なぜそれが起こっているのか(いいことも悪いことも)その原因を考えたり、今後に向けてどうすれば本人の想いが実現できるのかを考えることが課題を分析するということです。

分析をしてみると、見えてくることがいろいろとあると思います。
協力者が必要かもしれませんし、介護体制や方法などを変えていく必要があるかもしれません。
ご本人を取り巻く環境面の整備をする必要性や、ご本人の生活に改善が必要な点が見つかるかもしれません。

課題として、ご本人のことだけでなく、例えばスタッフチームの団結力や、技術力などが浮き彫りになってくることもあるかもしれません。

少し余談ではありますが・・・
一人の人のケアプランを真剣に考えることで、チーム全体の団結力を高めたり、スキルを高めたりするきっかけになります。
誰か偉い先生から指導を受けたりしなくても、全てはご利用者が教えてくださいます。
ケアプランの実践に向けて動いている時というのは、ご利用者から教えていただき、成長させていただいているのだなと実感できる時だと思います。

もちろん、すぐにできることとできないことがあると思いますので、どうすればできるのかを考えたり、すぐに取り組めそうなことから始めていきます。

話は元に戻して・・・

課題の分析は誰の視点に立って物事を考えるのかでも変わってきます。

介護者にとって問題だと思っていることでも、ご本人にとっては問題だとは思っていないこともあるからです。

ケアプランには目標達成型と、課題解決型があるというお話を以前しました↓

【認知症介護】アセスメント(情報収集+課題分析)の仕方

2018.01.31

この両方の視点が大切なのですが、課題解決型の場合は、何のためにその課題を解決する必要があるのかを考えていかなければなりません。

最終的なご本人の希望を叶えるために必要な課題の解決なのか、それとも介護者が一方的に問題だと思っていることを解決しようとしているだけなのか・・・。

ここを慎重に考えていかなければ、介護者視点の一方的なケアプランになってしまう危険性もあります。

このことについては、こちら↓記事でご紹介していますので、お読みいただければと思います。

本人の希望と解決すべき課題が異なる場合の考え方

2018.02.08

まとめ

アセスメントというと情報収集と考えがちですが、情報を集めただけで終わりではなく、その情報をもとに課題を分析することがとても大切です。

情報収集と課題分析を丁寧に行えば、ケアプランも立てやすくなります。
ケアプランの作成に慣れない方の中には、アセスメントを十分に行わずに、「プラン何にしようかな・・・」と悩まれる方も多いので、プランを考えるよりも先に、アセスメントに時間をかけるようにしてみましょう。



  
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